使ってみたいよね?Adobeクラウドドキュメントを試してみた
どうも、とりあえず変わった事がしてみたい系のこうじです。
今回はAdobe クラウドドキュメントについて紹介していきます。
Adobeにはクラウドドキュメントと言うPhotoshopやIllustratorなどのファイルをクラウドサーバーに置いて利用する機能があります。
今までも現在も主流なのは、おそらくローカル保存だと思います。PCに.aiファイルや.psdファイルで保存する方法です。
一方、クラウドドキュメントで保存する場合は、当たり前ですがオンラインです。
PCの中に保存するのではなく、Adobeが用意したクラウドスペースに.aicファイルや.psdcファイルで保存します。
クラウドドキュメントには、良い点が多々ありますが、もちろんちょっと気になる点もあります。
今回は、このクラウドドキュメントのメリットデメリットについて、個人的見解をお話ししたいと思います。
クラウドドキュメントはぶっちゃけ使える?
クラウドドキュメントとはAdobe製品の一つである『Creative Cloud』というアプリの中で管理できるオンラインストレージサーバーのようなものです。使い勝手はDropboxなどに非常に近いです。
僕はどちらかというとクラウドドキュメントを使う場合が多いですが、ケースバイケースかなと言うのが正直な感想です。
クラウドドキュメントは使う人によってはとても使いやすくなる一方、オンラインにしたところで特に今までと変わらないという人の場合逆にデメリットになる場合もあります。
Creative Cloudにアクセス
まずは、Creative Cloudにアクセスしてみましょう。専用アプリからもできますが、ブラウザーから簡単にアクセスできます。
また、後述しますがバージョン管理など、アプリからではできずブラウザーからしかできない機能もある為、使い分けが必要です。ていうかぶっちゃけブラウザーからで十分です(笑)
クラウドドキュメントを使うメリット
クラウドドキュメントのメリットとしては、やはりオンラインならではの機能を享受できるというのが特徴です。
デバイスや場所を問わず、いつでもアクセス可能
なんといってもオンラインならではの機能としてはインターネットに接続されているどのデバイスからでもアクセス可能というところでしょう。
例えば家では普通にPCで大画面モニターや、複数モニターで作業。外ではノートPCやタブレットなどの持ち歩きやすいデバイスで作業。といった事が容易です。
iPadでの作業も試してみましたが、意外にも直感的で使いやすく、PCでの操作で問題ないのであれば特にマニュアルなどをみなくても使用できそうな感じでした。
まぁでも、僕の場合はMacBook 13インチなので、正直家でも外でもこれ一台です。特に13インチの場合持ち歩きに不便をしないので、あまりiPadで作業の恩恵があまり感じられません。16インチ等の場合は持ち歩きが相当嵩張るので、その場合は外出時の急な作業の選択肢としてiPadという事もあるのかなと思います。
複数ユーザーでの同時作業が可能
これもオンラインならではの機能だと思います。
クラウドドキュメントの場合は、同じファイルに複数のメンバーが同時にアクセス出来るため、チームでの共同作業もスムーズに行うことができます。
例えば僕も、イラレはあまりありませんが、XDを使用する時は複数人で一つのファイルにアサインし、通話でやりとりしながら制作の検証を行なったりします。
これはこれで、実際にどこを指してるのかなどもユーザーアイコンが示してくれるので、とても意思疎通が取りやすいと感じました。
バージョン管理や修正が容易
これもオンラインならではの醍醐味。クラウドドキュメントは基本的にバージョン管理されて保存される為、特定の編集まで戻す事も可能です。
こんなやりとり、結構あるんじゃないでしょうか?僕はしょっちゅうではありませんが、結構あります。
バージョン管理ってソロプレイヤーにはあまり機会が薄いかもしれませんが、要は「やっぱやーめた。」がやりやすい機能の事です。
ある程度更新した後に、なんか思うように行かなかった時、『やっぱり最初の状態に戻したいな。』という時があると思います。その場合に、最初のバージョンを選択して巻き戻すだけで、簡単に最初の状態に戻すことが可能です。
ファイルコピーして取っておいても同じでは?
さすが目の付け所がシャープですね!もちろんそれでも一緒です。
ただ、コピーしておいておくにしてもファイルの管理が煩雑になりますし、1ファイルしかないのに何個も過程をコピーしておくよりかは大分スッキリ管理できます。
ファイルが迷子になりにくい
クラウドドキュメントはアプリごとにファイルが整理されるため、
Illustratorを開けばIllustratorのファイル
Photoshopを開けばPhotoshopのファイル
しか表示されません。
そのため、よくある「あれ?ファイルどこいった?」という状況が起きにくいのも地味に便利なポイントです。
大手ならではの高いセキュリティとバックアップの自動化
Adobeのクラウドドキュメントは、高度なセキュリティシステムを備えているため、機密性が高い情報や重要なドキュメントを保存するのに適しています。
まぁ、ここら辺は他のオンラインストレージも同じくらい高セキュリティだと思いますので、普通にオンラインストレージを利用されている方は特に気にせず同じように使えると思います。
また、バックアップも自動的に行われる為、例えば「パソコンに雪印コーヒー1Lをぶちまけてしまった!」と言った場合や、「フライングダイナソー乗車中にパソコンを落としてしまった!」と言った場合安心。新しいパソコンでAdobeにログインすれば、データファイルをすぐに復旧できるので、データ損失のリスクを軽減する事が出来ます!
これは完全に個人的な理由ですが、
なんとなくカッコいい気分になれる
おそらく、まだ多くの人はローカル保存で管理していると思います。
そんな中で、ちょっと人と違うことをしてみる。
それだけで少しテンションが上がったりするんですよね。
こういう理由も、実はツールを使うモチベーションとしては結構大事だと思っています。
ちなみに、そんな事で気分良くなるやつなんているかって?
クラウドドキュメントのデメリット
もちろん、クラウドドキュメントに切り替えた場合にもデメリットはあります。
便利な反面、「ここはちょっと惜しいな」と感じる部分もいくつかあります。
フォルダ単位での操作ができない
現状、クラウドドキュメントはフォルダごとの操作が少し弱いです。
例えば、「ストレージがいっぱいだなー。バックアップ取りたいなー。全部ダウンロードするかー。」と思ったとき。
ローカルファイルであればそんな悩みはそもそもありませんが、クラウドドキュメントの場合はファイル単位でしかダウンロードできません。
そのため、ファイル数が多いとかなり面倒です。
もしフォルダ単位でダウンロードできるようになれば、かなり使い勝手が向上するのではないかと思います。
リンク配置が使えない
Illustratorなどで画像を配置するとき、通常は
リンク配置
埋め込み
のどちらかを選びます。
しかしクラウドドキュメントの場合、ローカルファイルをリンクとして使用することができません。
そのため
画像を埋め込む
Adobeのクラウドライブラリに登録して使用する
といった方法が前提になります。
普段からリンク配置を多用している人にとっては、ここは少し不便に感じるポイントかもしれません。
クラウドドキュメントのちょっと面白いポイント
ここからは、メリットというよりは「人によっては刺さるポイント」です。
Apple Pencilとの相性が良い
クラウドドキュメントの良いところは、PCとiPadをシームレスに行き来できることです。
そして、クラウドドキュメントにファイルを保存した場合、もちろんiPadのPhotoshopを使用して引き続き作業ができます。
iPadを使えるということは・・・?おや・・・?
そうですね!Apple Pencilを活用した作業が可能になります。
これは、ペンタブユーザーにはかなり刺さるのではないでしょうか?
クラウドドキュメントなら、そのままPCとデータを共有できるので、この組み合わせはかなり相性が良いと感じました。
Apple Pencilを使うメリットとしては、他にもいくつか便利な機能があります。
筆圧感知と傾き検知
Apple Pencilの醍醐味は、筆圧と傾きを感知できることです。
ブラシツールを使うと、ペンを強く押した時は太く、軽く描くと細くなるなど、まるで紙に描くような表現が可能になります。
ここら辺はペンタブとしては当然ですよね^^;
その当然が出来るのはやはり大きいのではないでしょうか。
また、設定から筆圧の感度を調整することもできるので、自分の描き方に合わせてカスタマイズすることも可能です。
ダブルタップでツール切り替え
Apple Pencil(第2世代やPro)では、ペンを軽くダブルタップすることでツールを切り替えることができます。
デフォルトでは「ブラシ ⇄ 消しゴム」の切り替えになっていることが多いですが、こちらも設定で変更可能です。
慣れてくると、ツールバーに手を伸ばさなくても操作できるので作業がかなりスムーズになります。
ホバー機能(対応iPadのみ)
新しいiPad Proなどでは、ホバー機能というものも使えます。
これは、ペン先を画面に触れさせる前に近づけるだけで、ブラシのサイズや形状をプレビューできる機能です。
キャンバスに実際に描かなくても仕上がりが確認できるので、これはかなり便利な要素だと思います!
タッチショートカットとの併用
iPad版アプリでは、タッチショートカットという機能もあります。
画面の左下にある丸いボタンを指で押しながらペンを使うことで、
一時的に消しゴムにする
スポイトツールにする
といった操作が可能です。
ペンだけで完結させるよりも、左手でショートカット、右手でペン操作というちょっとした左手デバイスのような使い方ができるので、これもかなり効率が良くなる一つだと思います!
まとめ
正直なところ、クラウドドキュメントは「絶対に使うべき」というものではありません。
今まで通りローカルで管理していて、特に不便を感じていないのであれば、それはそれで全然問題ないと思います。
実際僕の場合は「せっかくあるんだから使ってみたい」
それだけの理由で使っています。
普段慣れているやり方というのはとても大事ですが、たまには少し違う方法や、今まで選択肢に入れていなかったやり方を試してみるのも面白いものです。
もちろん、試してみて「やっぱり合わないな」と思えば元に戻せばいいだけです。
ただ、一度でも試してみることで、今後効率化を考えるときの選択肢が一つ増えるという意味では、決して無駄にはならないと思います。
クラウドドキュメントも、まさにそんな選択肢の一つです。
もし少しでも興味を持った方がいれば、一度触ってみるのもアリだと思います。
そしてきっと思うはずです。
「お、クラウド使ってる俺(私)ちょっとカッコいいな。」