Photoshopスキーが、LightRoomを使ってみました。
こんにちは、HYPのかなこです。
HYPではAdobeCCを月額で契約しているのですが、その中にレタッチソフトの「LightRoom」というものがあります。
こうじ氏から「LightRoomいいよ!」と言われるものの、新しいことを始めるのに腰が重い私。
ですが、少し使ってみて「こりゃすごい!かもしれない!」となったので、その感動を皆さまに報告します。
使い方等は、まだまだ私のスキルが足りないものでして…少々お待ちくださいね!
LightRoomとはなんぞや?
Photoshop先生と何が違うの??ということですが…
私もいまいち把握してないのですが、他のサイトを見たり、感じた範囲でお話ししますと…。
ネガをいじる感覚に近いのかな?と思いました。
画像加工するタブの名前が【現像】だし。
LightRoomは、Photoshopと違い【非破壊編集】をするそうです。
要するに、元データを取っておいてその上からいじる、みたいな…。
なので、いくらでも元に戻すことが出来るそうなんですよね。
しかし、GeForce?ゲーム用のグラボでは、かなり重いです。
そこまで不便は感じないのですが、画像の拡大をするとカクカクしてしまいます。
グラボがプロ仕様?の旦那のPCだとサクサク動くんでしょうね。
非破壊編集は嬉しいのですが、色々なファイルがモリモリ追加されていきます。
元に戻せる利点がある分、ひとつの画像(ライブラリ)に対してのデータ等が多いんでしょうね。
低スペックPCだと死にますね…!
いざ、実践!!
昔の写真なので、RAWで撮ってないのですが…!!!
jpgデータから補正してみました。
釧路の夕日 その1
元データはこんな感じ。
そこそこ色は出てるんだけど、もっとキレイな色合いが出るはず、といじってみました。
それでは、LightRoomを起動して【現像】から加工していきますね。
【基本補正】
諧調・外観を調整して、写真全体の明るさ・コントラストなどをくっきりさせます。
明瞭度を上げると、ぼんやりした写真がくっきりとしました。
【カメラキャリブレーション】
黄色味を足したりごにょごにょしたり。
Photoshopでいう、色調補正に近いのかな?
その色味だけを抽出して、そこのコントラスト等をいじる事が出来ます。
【トーンカーブ】
トーンカーブで明るさを上げつつ、コントラストを付けます。
これはいつものPhotoshopどおり。
【助けてPhotoshop!】
下部にある草が気になったのですが…。
LightRoomの範囲選択がいまいちわかってないので、Photoshopにて下側の緑の部分を補正。
こんな感じで、くっきりはっきりさせることが出来ました。
個人的にはBeforeの淡い感じの色合いも好きですが、加工の練習ということで…!
釧路の夕日 その2
これは写真を撮ってガッカリパターンの、逆光ですね。
「目で見たらキレイなのに!写真になるとこんな風になっちゃう!」な典型的なあれです。
全体的にもんやりしてしまっています。
これもLightRoom先生に頼ってみます。
【基本補正】
もんやりしてるので、基本設定からパッキリするまで色々いじります。
明瞭度をいじるだけで、ちょっと色味が出てきましたね。素晴らしい。
【ディテール】
画像データをなくしたのですが、これで合ってるかな?
ディテールから、ノイズ軽減をしてほんわかした感じを回避。
ノイズ軽減をすると輪郭がもんやりしてきてしまうので、シャープを調整してはっきりさせます。
【カメラキャリブレーション】
ブルーやレッドの彩度を上げたりして、全体の色味をはっきりさせます。
雪まで青くなってしもうた。
それが終わったら、トーンカーブで線をゆる~いS字型にして、くっきりはっきりさせます。
【助けてPhotoshop!】
まだLightRoomの範囲選択がいまいちわかってないので、Photoshopにて青くなってしまった雪の部分を補正。
特定色域でうねうねするよ。
あとはトーンカーブとレベル補正で仕上げ。
結局Photoshopに明るさ調整を頼んでしまう…。
こんな感じになりました。
最初よりも、かなり色が出たのではないかなーと思います。
RAWモードで撮った写真を加工してみると…。
ちなみに、RAWで撮った写真を加工すると、こんな感じになります。
あまりBeforeとは言えない写真ではあるのですが。
拡大してみると、鬼ですね。
Photoshopのアンシャープマスクでもほどほどパッキリは出来るのですが、LightRoomだとノイズの軽減+シャープという幅の広い微調整が可能です。
RAWデータ自体をあまりいじったことがないので、もともとこれくらい出来るのかもしれないですが…。
jpgデータしかいじったことのない私にとっては、もう写真加工の夜明けですね。
自分のスキルを上げる=知識の幅を広げる
まだまだLightRoomの使い方は理解出来ていないです。
Photoshopに逃げたくなりますが、風景写真に対してはLightRoomはかなり使えそう。
日々の仕事ばかりでプラスアルファがなかなか出来ていないですが…。
時間を有効活用して新しいソフトの知識を入れることで、自分のスキルアップにつながるんだろうなーと感じることが出来ました。
いろいろなソフトを使えるっていうのは自分のスキルにもつながるので、Photoshopに頼り切らずに場合に応じて使い分け出来るようになりたいですね。
…Illustratorもね。
素材写真富豪を目指すために、写真の撮り方と画像加工の仕方についてもっと学んでいきたいなーと思います。