Photoshopで素材の拡大⇔縮小を繰り返しても劣化させない方法
こんにちは、HYPのかなこです。
Photoshopを使った画像加工で、こんなことをやらかした思い出はありますか?
- こうじ:この画像加工してこのサイズで作ってー
- わたし:ほいよー
- わたし:出来たよー(ポイー)
- こうじ:あごめん、サイズ違ったわー
- こうじ:もっと大きくしてー
- わたし:(ぐぬぬ…)
- わたし:(もうトリミングしちゃったよ!大きくすると荒れるよ!)
- わたし:(まぁいいや、バレないだろう)
- わたし:直したよーポイー
- こうじ:何か画像、粗くない???
- わたし:気のせいじゃないー?(やばいバレた)
今はこんな事はしないです。さすがにココまではやらないです。フィクションです。
拡大すると荒れる!
Photoshopって、一度縮小しちゃうと再び大きく出来ないので、トリミングしたら最後!なところがありますよね。
トリミングを失敗すると、心も荒れてしまうものです。
修正する<面倒くさい
という構図になってしまうと、UPされたボケボケの画像を見ては「あぁ、ここで面倒くさがらなければ…。」と、罪悪感に苛まれること必至です。
スマートオブジェクトという手があります
Photoshopには、スマートオブジェクトという便利な機能があります!
Illustratorの画像リンクに近い感じですね。
作業用の別ファイルをコッソリ作ってしまう
のが近いかな?
大きなサイズの画像をスマートオブジェクト化してしまえば、【拡大⇔縮小】を繰り返しても画像が荒れないんです。
※大きすぎる画像をスマートオブジェクトにしてしまうとデータがかなり重くなる!ので、そこは注意を。
※データが重くなるので共有するデータではNGかも。自分で管理・作成するデータで使うことをオススメします。
スマートオブジェクトの設定
これは私のやり方なのですが、
まず元データの大まかにトリミングする場所を選びます。
実際に使う箇所よりも、若干大きめにトリミングすると良いかもしれないですね。
【トリミングした画像】を、作成データのファイルにペーストします。
このままだと大きすぎてデータが重くなってしまうので、若干小さくしますね。
小さくしましたら、そのサイズで確定します。
そして、その作成データの【トリミングした画像】を右クリックすると…
【スマートオブジェクトに変換】というのが出てくるので、選びましょう。
この変なマークが付けば、もうスマートオブジェクトに出来ております。
これで、もうサイズいじり放題です。
小さくして…
大きくしても!!
小さくして…
大きくしても!!!
※スマートオブジェクトに設定したデータよりも大きくしたら荒れるので、注意してくださいね。
比べてみると…
では、設定してない場合と設定した場合を比べてみましょう。
比べていただければわかるのですが、ジェンツーさんは美しいままを保っています。
いろいろ便利なスマートオブジェクト
こういう使い方だけではなく、作業用のデータも別でいじれるので色々と便利なんです。
次回は便利な使い方についても説明していきますね!!
右クリックで選ぶだけで簡単に出来るので、冒頭のようなお悩みがある場合は是非使ってみてください!
あんた、疲れたでしょ!ちょっとコレ持っていきなさい!!!
ここまで読んでくださった方、お疲れ様でした。
ジェンツーさんの大き目写真をお土産でおいていきますので、良かったらどうぞ。