トリミング位置でちょっとでもスラッと見せる方法
こんにちは、HYPのかなこです。
さて、久しぶりのTIPS記事でございます。
今回は「トリミング」の重要性について書いていこうと思います。
商品や見せたいものによってトリミング方法は変わると思うのですが、今回は「人物」について。
切ないですが、自分の画像を使って実際に「トリミングで変わる」を実践していこうと思いますので、よろしくお願いします。
汚いすっぴんなので、写真の顔は隠します。
少しでも細く見せたい!体型カバーのためのトリミング
以前勤めていたアパレルのセレクトWEBショップで「リアルサイジング」なるものをやっていたのですが、その時に同期の子から「トリミング大事!」と何度も言われたのを覚えています。
トリミングによる体型カバーは、かなり繊細なのです。
下準備として必須!お洋服直しとポーズ
まずはコチラをご覧ください。
写真そのまま、無加工(おじさん除く)の状態です。
左と右、まず見え方が違いますよね。
カーディガンをちゃんと伸ばしていないため、右側の画像のふとましさが強調されています。
被写体は写真を撮る前に、一度鏡をみましょう!撮り手も要チェック!
この写真でも、二の腕の太さは実際よりはかなり抑えられているかと思います。横から見るとすごいです。マジで。知ってる人はわかると思うけど。
若干肘を引いて、手を上げて空間を作り、カーディガンで縦ラインを強調(したつもり)、袖をまくり上げてスッキリ七分袖効果をプラス。腕時計もあった方がちょっと細く見える気がするので付けました。
自分(被写体)が一番よく見える服装・ポーズを研究しましょう!
という感じでしょうか。
本当はロングカーディガンとかネックレスしたりとかの方が良いと思いますが、体型カバーコーデは専門外なので…!!
では、実際にトリミングしてみましょう!
こちらのカーディガンがずれているNG画像の方を使いたいと思います。
失敗トリミング
まずは失敗から。
周りの空間が少なく画像を詰め込む、強調したくない所を入れている、などでしょうか。
無理矢理トリミングしているので、ちょっとバッグが目立たないです。
周りに空間を作ったとしても、強調したくない部分がトリミングに入ってはNG。
こうすれば少しまともに
気になるところを隠してトリミング
肘周りの空間はなくしましたが、腰回りに縦の空間が入ることにより、ちょっとすっきりしたイメージに。
ロングカーディガンでIライン強調やネックレスで体型カバーなどと同じような効果かと思います。
アイテムは小さくなりましたが、見せたいのはディテールではなくて持った時のバッグの大きさ。
なので体とのバランスが見えていたら、小さくてもOKかと思います。
個人的にはコレが一番すっきり見えるかなと思います。画像構成的にも。
ひと昔前はよく見たパターン
特に足に関してあるある。
画像を縦にキュッとするパターン。
商品自体のディテールも変わってしまうので、NGです!!!
そして何か気持ち悪い感じになります。同業者だからかもしれないけど。
バレない範囲だったり、虚偽にならない範囲だったらOKかと思いますがね!
ちなみに、ふくふくおじさんでも。
どこまで見せるか、ラインの露出によって印象もだいぶ変わります。
短い首なりに、ちょっとでも露出すればスッキリした印象になります。
ネックラインを見せると体型カバーになるって効果に当たるのかな…?
別の画像でもう一つ
別の画像を使ってトリミングしてみました。
左の方がふとましい印象かと思います。
見せたい画像を中心に持ってくるのも大事ですね!
コピースペースを取ると見せかけて体型がバレにくいトリミング。
こういうのもありなのかな、と思います。
ちょっとした工夫で。
例は色々あからさまにやっていますが、最初の準備はもちろんですが、加工する側としてもちょっとした工夫で印象をぐっと変えることが出来ます。
ウソは付かずに、目指せトリミング美人!!
ちなみに、トリミングする画像の縦横比でも色々変わると思うので、研究してみるのも楽しいかと思いますよ!
このTIPSを書いてて思ったこと
痩せりゃいいじゃん!って考えは置いといて、結局服の見せ方と似たようなところってあるかもしれないですね。
どういう空間を作れば、どこが強調されてどう見えるか…みたいな。
まぁ痩せればいいんですけどね!!
写真で使わせていただいたのは、Culture martさまのバッグでした!
商品ページに実際に載せてる画像から加工しております。